投稿日:2025年6月4日 | 最終更新日:2025年6月17日
ベーカリー三三(さんさん)は、2024年12月20日に横浜・日本大通りにオープンした注目のベーカリーです。場所はやや見つけにくいものの、日本大通り沿いにある神奈川県住宅供給公社の本社ビル「Kosha33」の1階に店舗を構えています。
最寄りの日本大通り駅からは徒歩約3分とアクセスも良好で、横浜スタジアムからもほど近く、散策の合間に立ち寄るのにぴったりなお店です。
ベーカリー三三の場所

ベーカリー三三は、横浜の中心地・日本大通りの賑わいから少し離れた路地の突き当たりにある、まるで隠れ家のようなパン屋さんです。日本大通り沿いの神奈川県住宅供給公社本社ビル「Kosha33」の1階にありますが、入口は通り沿いではなく、路地に入った静かな場所に位置しています。
かわいい控え目な看板が目印です。

突き当たりまで、まっすぐ進みます。
ベーカリー三三とは?店名に込められた想いとプロデュース背景


ベーカリー三三という店名は、店舗の住所「日本大通33番地」に由来しています。
このお店を手がけるのは、横浜市青葉区・もえぎ野で人気のフレンチカフェ「tete cafe」を営むご夫婦。奥さまはデザイナーとして空間づくりやビジュアル面を担当し、ご主人はパンづくりに精通したフレンチシェフです。
そんなお二人が手がけるベーカリー三三は、パンへの深い情熱とこだわりが詰まったお店。横浜の中心地にありながら、丁寧に焼き上げられたパンをじっくり味わえる、まさに“通いたくなるパン屋さん”です。
ベーカリー三三 のおすすめ
店内の様子

スタイリッシュで無駄のないデザインが印象的な店内には、パンが一つひとつ丁寧に平置きされ、種類ごとに美しく並べられています。整った陳列はまるでパンの展示のようで、見ているだけでワクワクしてしまいます。
対面式の販売スタイルなので、気になるパンを伝えるとスタッフの方がトレイに取り分けてくれます。ひとつひとつに目を配りながら選べるこの距離感も、三三ならではの丁寧な接客を感じられるポイントです。

ベーカリー三三は日本大通りの賑やかな通りから少し入った脇道の突き当たりに位置しており、その落ち着いた場所に設けられたテラス席は、訪れる人にとってまさに隠れ家のような憩いのスペースです。
鮮やかな赤い椅子がアクセントとなったテラスで、焼きたてのパンをゆったりと味わう時間は格別。周囲の喧騒を忘れ、横浜の街並みを感じながら、ふわっと香るパンの香りとともにリラックスしたひとときを過ごせます。
ベーカリー三三の一押しはクロワッサン
ベーカリー三三の一押しは、北海道産の「キタノカオリ」など2種類の小麦粉を使用したこだわりのクロワッサンです。一般的なサイズよりひとまわり大きく、なんと約100gもあるボリューム感が魅力。
生地はじっくりと寝かせた後、バターを丁寧に折り込み、温度や室温を4回も調整しながら焼き上げるという、手間ひまかけた製法で仕上げられます。
焼き上がったクロワッサンは、幾重にも重なる美しい層が特徴で、まるでひとつの芸術作品のよう。オープン直後から最も早く売り切れる人気商品で、まさに一度は味わってみたい逸品です。
ベーカリー三三のパンメニュー
午後早めの時間でも売り切れのものが続出していました。

ベーカリー三三の梅あんバターは、一口食べた瞬間に驚きのある一品。定番のあんバターとはひと味違い、ほんのり酸味のある梅あんが口いっぱいに広がり、上品な甘さと爽やかさが絶妙にマッチします。
フォカッチャはシンプルながらも素材の良さが際立つ一品。外はほんのりカリッと香ばしく、中はもっちりふわふわ。噛むほどにオリーブオイルの風味と生地の甘みが広がります。
塩のきき具合もちょうどよく、そのままでももちろん美味しいですが、スープやサラダに添えて食べても相性抜群。食事パンとしての完成度が高く、「また買いたい」と思わせてくれる味わいです。

ベーカリー三三のバゲットは、ひと口食べると小麦の香ばしさがふわっと広がる、王道ながらも丁寧につくられた一本。外はパリッと香ばしく、中はしっとりもちもち。シンプルなのに奥行きのある味わいで、噛むほどに旨みを感じます。
350円という価格にも納得のクオリティで、食事パンとしてはもちろん、オリーブオイルやチーズと合わせても楽しめそう。見た目以上に満足度の高い一本で、パン好きにはぜひ一度味わってほしいアイテムです。
ベーカリー三三のミニプルマンブレッドは、手のひらサイズの小さな食パン。可愛らしい見た目ながら、ぎゅっと詰まった生地はしっとり&もっちりで、ほんのり甘みも感じられます。
そのままでも美味しいですが、軽くトーストすると外はカリッと、中はふんわり。バターやジャム、あんこなど、どんなトッピングとも相性抜群!
朝食やおやつにちょうどいいサイズ感で、食べきりやすいのも嬉しいポイント。シンプルながら、毎日食べたくなるような優しい味わいです。
牧野伊三夫デザインのグッズ

ベーカリー三三では、イラストレーター・牧野伊三夫(まきのいさお)氏がデザインを手がけたアイテムが取り入れられています。ショップカードやエコバッグ、そしてベーカリーBOXなど、温かみのあるアートが店の世界観を彩っています。
中でも注目なのがベーカリーBOX。パン屋さんではあまり見かけないアイテムですが、繊細なクロワッサンなどを崩さずに持ち帰ることができ、贈り物としても喜ばれそう!見た目にも可愛らしく、パンと一緒に気分まで高まるような魅力があります。
【牧野伊三夫について】 味のある温かみのある作風で、小説「かもめ食堂」(群ようこ)や、雑誌「暮らしの手帖」などの表紙や挿絵を手掛けています。
まとめ|次の横浜散歩に立ち寄りたいベーカリー
パン好きさんはもちろん、横浜散歩の途中でちょっと立ち寄ってみたい人にもぴったりな「ベーカリー三三」。こだわりのクロワッサンや、センスあふれるグッズたちが迎えてくれる、魅力たっぷりのパン屋さんです。場所はちょっと隠れ家的だけど、それもまた特別感。次の横浜散歩には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
店舗名 | ベーカリー三三 |
住所 | 神奈川県横浜市中区日本大通33 神奈川県住宅供給公社ビル 1F |
定休日 | 月曜日 |
電話 | 090-6419-6742 |
営業時間 | 11時00分~18時00分(売り切れ次第終了) |
イートインスペース | あり・テラス席 |
駐車場 | なし |

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