投稿日:2025年6月19日 | 最終更新日:2025年6月19日
横浜で静かに過ごせるおすすめスポットを探しているなら、山手エリアにある「エリスマン邸」は外せません。緑に囲まれた元町公園の中に佇む、横浜山手西洋館のひとつです。
その歴史ある建物の中には、木々を眺めながらくつろげるカフェがあり、レトロな空間でゆったりとした時間が流れます。
元町商店街から徒歩でアクセスでき、ちょっとした小旅行気分も味わえるのが魅力。
この記事では、横浜山手の隠れた名所「エリスマン邸カフェ」の魅力をたっぷりご紹介します。
元町公園内を抜けていく道

横浜・元町商店街から山手方面へ向かう途中にある元町公園。
その園内には、木漏れ日が心地よい散策路があり、訪れる人々を山手の丘へと導いてくれます。
公園の入り口からは、比較的緩やかな階段をのぼっていきます。
豊かな緑が広がり、四季折々の木々がやさしく出迎えてくれる場所。訪れたときはアジサイがきれいでした。

途中に横浜山手地区の邸宅を横目で見ながら登っていきます。
まるで別世界に迷い込んだかのような静けさの中、鳥のさえずりや風の音だけが響き、横浜の中心地にいることを忘れてしまうほどの癒しの時間が流れています。
この道を抜けると、視界が開け、洋館「エリスマン邸」が目の前に姿を現します。
公園から洋館へと続くこのアプローチは、気持ちがいい風が吹き抜ける場所。
山手のカフェタイムは、この階段からすでに始まっているのかもしれません。
エリスマン邸に到着

元町公園の中にあるエリスマ邸。、横浜山手地区を代表する洋館のひとつです。設計は、「近代建築の父」といわれるチェコ人の建築家アントニン・レーモンドで、椅子やテーブルなどの家具も、レーモンドが設計したもの。
時代の流れとともに役割を変えてきたこの建物は、今では横浜市が管理し、一般に開放されています。
備え付けのビニール袋に靴を入れ、用意されているスリッパに履き替えて館内へ。
このビニール袋は持ち帰り可能で、山手地区の他の洋館を訪れる際にも再利用します。
Café Ehrismann(カフェ エリスマン)隠れ家カフェ

エリスマン邸の一室に設けられたCafé Ehrismann(カフェ エリスマン)は、静かで上質な時間が流れる洋館カフェ。
大きな窓の外には、元町公園の緑豊かな木々が広がり、四季折々の景色を眺めながらゆっくりとくつろげる空間です。
こんなところに素敵なカフェがあるとは、まさに隠れ家カフェかもしれません。

店内は、邸宅の雰囲気を活かした落ち着いた内装。歴史を感じるアンティークな空気感と、やわらかな自然光が心地よく調和しています。
ここでは、コーヒーや紅茶、軽食、スイーツなどを楽しむことができます。

観光の途中に立ち寄るのはもちろん、ふらりと立ち寄って本を読んだり、ぼんやり景色を眺めたりするのにも最適。街の喧騒から離れ、まるで時間が止まったかのようなひとときを過ごせる、山手ならではのカフェです。
Café Ehrismann(カフェ エリスマン)口コミ
Instagramでの口コミをご紹介します。
Café Ehrismann(カフェ エリスマン)店舗情報

店名 | Café Ehrismann(カフェ エリスマン) |
住所 | 横浜市中区元町1-77-4 |
電話 | 080‐7067‐7056(カフェ) |
定休日 | 第二水曜日・年末年始 |
営業時間 | 10時00分~16時00分(L.O 15時30分) |
席数 | 18席(予約不可) |