投稿日:2025年10月19日 | 最終更新日:2025年10月29日
1974年にオープンした「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」は、
横浜公園からほど近く、赤い屋根に「大学院」と書かれた看板が目印の老舗喫茶店です。
「大学院」というユニークな店名には、“コーヒーの最高峰を目指す”という高い志が込められています。
その名の通り、こだわり抜かれた一杯を求めて、長年多くのファンに愛されてきました。
「ルミエール・ド・パリ」という店名よりも、“コーヒーの大学院”の名で親しまれています。
横浜公園のすぐ近く、レトロな喫茶空間

お店は横浜公園のすぐ近くにあり、スタジアム観戦や山下公園散歩の途中に立ち寄るのにもぴったり。
中に入ると、まるで中世ヨーロッパの世界。創業当時のまま残る内装には、骨董品が随所に飾られています。


全体的にはやや暗めの照明で、落ち着いた雰囲気の店内。
細長い造りで、左側に座席、右側にはキッチンカウンターが並んでいます。
椅子はひじ掛け付きの重厚感あるデザインで、クラシカルな空間にぴったり。
長い年月を経ても変わらない格式と趣を感じさせます。

その奥には特別席が設けられています。特別室の入口には撮影禁止の案内がされていました。
コーヒーの大学院はサイフォンで淹れる、贅沢な一杯
コーヒーの大学院のコーヒーはすべてサイフォン式。
1杯に使用する豆はなんと約20g。
一般的には7〜10gほどなので、倍以上の豆を使うという贅沢さです。
そのため、香り高く、深みのある味わいが特徴。
まさに「コーヒーの大学院」と呼ぶにふさわしい逸品です。

サイフォンで淹れてたコーヒーは目の前で注がれます。
はまるサイフォンのコーヒーって本当にあつあつですよね。


コーヒーは専門店だけあって種類が豊富。ブレンドコーヒーはルミエールブレンドのみで、他のコーヒーを混ぜないストレートコーヒーが多く用意されていました。
今回はルミエールブレンド650円をいただきました。少し酸味があり飲みやすい一杯でした。


常連で賑わうランチタイム


コーヒーだけでなく、ランチメニューも人気。
平日の昼どきには近隣のビジネスマン風の常連さんで満席になることも。
カレー、ハンバーグ、スパゲティ、エビフライと洋食メニューは並びます。後ろにいた常連さんはいつもエビフライを頼んじゃうとおっしゃっていました。



手作り感満載のメニューも味がありますね


この日は、ハンバーグが一番人気で売り切れてしまいました。
クラシカルな空間で味わうランチは、どこか懐かしく、ほっとする時間を与えてくれます。
| 店名 | コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ |
| 住所 | 神奈川県横浜市中区相生町1-18 |
| 最寄り駅 | 関内 |
| 電話 | 045-641-7750 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 営業時間 | 10時~18時 (土曜祝日は10時半〜) |
| 支払い方法 | 現金 |



