投稿日:2026年3月25日 | 最終更新日:2026年4月2日
2026年3月、関内エリアに新しい観光体験が登場しました。その名も「関内マーロ」。
BASEGATE横浜関内を発着点に、山下公園や赤レンガ倉庫などを巡る、ゆったりとしたスピードの観光モビリティです。電動で静かに走る小型車両に乗り込み、ガイドの案内を聞きながら街を巡る時間は、これまでの横浜観光とは一味違う特別な体験。
本記事では、実際に関内マーロに乗車して感じた体験をもとに、特徴や運行情報、乗車方法などを分かりやすくまとめました。
関内マーロとは?ゆっくり楽しむ新しい横浜観光

関内マーロは、京急電鉄が手がけるグリーンスローモビリティを活用した観光サービスです。関内マーロは単なる移動手段ではなく、観光ガイド付きのツアー形式。
時速20km未満で走行する10人乗りの電動車両で、「歩くより速く、車より遅い」ちょうどいいスピードが特徴。そのため、移動しながら街並みや空気感をしっかり楽しめるのが魅力です。
さらに、排気ガスを出さない環境にやさしい乗り物で、これからの観光スタイルとしても注目されています。
「マーロ(Mollo)」という名前はフランス語で「ゆっくりね」という意味。その名の通り、急がずに街を楽しむ新しい観光体験として誕生しました。
関内マーロのコース・所要時間・料金

関内マーロは、横浜の人気観光スポットを巡る周遊コースで運行されています。ここでは、ルートや所要時間、料金など、乗車前に知っておきたい基本情報をまとめました。
定員と座席

関内マーロの乗客定員は8名。このほかに運転手とガイドが同乗します。
座席は長いすタイプで、固定の席指定はなく、自由に座ることができます。窓のない開放感のあるつくりになっているため、どの席からも景色を楽しめるのが魅力です。
また、走行速度は時速20km未満のため、シートベルトの着用は不要。
天気の良い日は風を感じられる開放的な空間になりますが、雨天時や気温が低い日は透明カバーを装着して運行されるため、安心して乗車できます。
運行ルート
【出発】
BASEGATE横浜関内
(ビジターフロント・観光案内所)
※出発10分前集合
↓
横浜中華街(車窓)
↓
山下公園(下車観光 約15分)
↓
横浜赤レンガ倉庫(下車観光 約15分)
↓
【到着】
BASEGATE横浜関内
所要時間
所要時間は約1時間15分。移動だけでなく、山下公園や赤レンガ倉庫での下車観光も含まれ、横浜の街を手軽に楽しめるコースです。
運行時間と運行日
関内マーロは、1日複数便で運行されています。
※2026年5月までは土日祝のみの運行となっています。
■日中コース
・12:00発 → 13:15着
・14:00発 → 15:15着
・16:00発 → 17:15着
■夜景コース
・18:00発 → 19:15着
昼は観光を楽しみながらゆったり巡るコース、夜は横浜の夜景を楽しめるコースとなっており、時間帯によって違った魅力を味わえます。
料金
関内マーロの料金は以下の通りです。
・大人(中学生以上):1,500円
・子ども(小学生):750円
横浜に詳しいガイド付きで観光スポットを巡りながら、山下公園や赤レンガ倉庫での下車観光も楽しめるため、気軽に参加しやすい価格設定となっています。
関内マーロ 予約方法

関内マーロは定員制(最大10名)での運行となっており、事前予約が必要です。特に週末は満席になることもあるため、早めの予約がおすすめです。なお、予約は日本旅行の専用ページから受け付けています。
当日空席がある場合でも、出発1時間前までにネット予約が必要です。現地での現金のやり取りは行っていないため、事前にオンラインでの決済を済ませておきましょう。
予約の流れ
実際に予約してみたところ、手続きはシンプルで数分で完了しました。
- 会員登録を行う
- 同行者の名前も登録
- 希望日時を選択
- クレジットカードで支払い
- 予約完了
はまる事前に同行者の名前を入力する必要があるため、あらかじめ確認しておくとスムーズです。(漢字とよみなが)
▶ 関内マーロの最新運行スケジュール・予約はこちら(公式サイト)
実際に乗ってみた感想


BASEGATE関内の地下鉄関内駅寄りに位置する観光案内所「ビジターフロント」が集合場所。このツアーは日本旅行が運営しており、出発10分前からスタッフの方がプラカードを持って待機していました。
大きな荷物は車内に持ち込めないのでここのコインロッカーに預けます。
受付では、事前予約時の入金確認画面を提示し、名前を伝えます。参加者が全員そろうと、関内マーロが停車している場所へ移動します。


駐車場入り口から進みます。


出発前にガイドさんから注意事項が伝えられました。
- 座席は自由
- 車内飲食は可
禁止事項
- 走行中の席の移動は禁止
- 社外に乗り出したり、てがやスマホは出さない
- 禁煙
- 大きな荷物の持ち込みは禁止
観光バスとは違い車高が低いため、まるで歩行者と同じ目線で街を進んでいるような感覚を楽しめます。
関内マーロの車両の特徴|実際に乗って感じたポイント


関内マーロで使われている車両は、「グリーンスローモビリティ」と呼ばれる電動の小型モビリティです。
時速20km未満でゆっくり走行するのが特徴で、観光地や公園、街中の回遊性を高めるために全国で導入が進んでいます。
動力は電気で動くため、走行中の音が静かで環境にもやさしく、排気ガスも出ないクリーンな乗り物です。
また、関内マーロの車両は8輪構造になっており、乗客を乗せても安定して走行できる設計になっています。低速でカーブや段差を通過する際も揺れが少なく、安心して乗車できます。
関内マーロ実際に乗って感じたポイント


観光バスとは違い車高が低いため、まるで歩行者と同じ目線で街を進んでいるような感覚が楽しめます。
走行は基本的にゆっくりで急ブレーキはほとんどありませんが、ベンチ型のシートはやや滑りやすく、ブレーキ時には軽く体が横に動くこともありました。
とはいえ全体的には揺れが少なく、地面を這うようにスーッと進む独特の乗り心地が印象的です。


特に中華街周辺では、休日ということもあり多くの人でにぎわっていましたが、車窓越しではなく、街の空気を感じながら無理なく雰囲気を楽しめるのも魅力でした。
また、全面ガラス張りではないため、沿道のお店から漂う美味しそうな香りがダイレクトに伝わってくるのも、この乗り物ならではの楽しさです。
ガイド付きでまだ知らない横浜を知る


ツアーにはガイドの方が同行し、横浜の各スポットの歴史や豆知識を丁寧に教えてくれます。
今回参加したのは私を含めて横浜在住の方ばかりでしたが、地元に住んでいても知らなかった横浜の魅力に出会え、とても楽しい時間でした。


まとめ
関内マーロは、横浜の街をゆったりと巡りながら、
景色や空気、街の雰囲気まで体感できる新しい観光スタイルでした。
歩くよりも楽に、でも車よりも近い距離感で街を楽しめるため、
普段見慣れている横浜もまた違った魅力に気づくことができます。
ガイドによる解説もあり、地元の方でも新しい発見があるのも魅力のひとつ。
観光で訪れる方はもちろん、横浜在住の方にもおすすめしたい体験です。



なお、2026年5月までは試験運行のため、土日祝のみの営業となっています。

