投稿日:2025年5月29日 | 最終更新日:2025年6月17日
横浜・馬車道でとんかつと言えば、「勝烈庵(かつれつあん)」総本店は外せない名店です。創業から長い歴史を誇り、地元の人々はもちろん観光客にも愛され続けています。
サクサクの衣とジューシーな豚肉の絶妙なバランスが評判で、いつ訪れても多くの人で賑わう人気店です。横浜を中心に支店も展開していますが、特に総本店は趣と格式を感じさせる特別な存在です。
今回はそんな勝烈庵総本店の魅力やおすすめメニュー、店内の雰囲気を詳しくレビューしていきます。
勝烈庵はカツレツで有名なお店
創業から続く伝統の味

横浜・馬車道に位置する「勝烈庵(かつれつあん)総本店」は、昭和2年(1927年)に創業された老舗のとんかつ専門店です。創業当初から変わらぬ味を守り続け、横浜市民をはじめとする多くの方々に愛されてきました。
初代庵主が外国人コックが居留地関内にもたらしたカツレツを独自にアレンジし、和風のカツレツとして完成させたことが、勝烈庵の始まりです 。
カツレツととんかつの違いは?

カツレツととんかつの大きな違いは、カツレツは「お肉を叩いて薄くしたもの」。お肉を薄く伸ばして均一な厚さにすることで、短時間で火が通りやすくなり、サクッとした食感が楽しめるのがカツレツ。
一方とんかつは厚めの豚肉を使い、ジューシーさを重視しているのが特徴です。
店舗の魅力と雰囲気

総本店は、横浜の歴史と文化が息づく馬車道に位置し、落ち着いた雰囲気の店内で食事を楽しむことができます。
1階と2階に席が用意されており、1階はゆったりとした白木のカウンター席があります。おひとり様でも気軽に入れる雰囲気。

店内には、世界的に著名な版画家・棟方志功による作品が飾られており、食事とともに芸術も堪能できます 。
こだわりの食材と製法
勝烈庵では、秘伝のソースをはじめ、パン粉や調味料など、すべての食材にこだわりを持っています。秘伝のソースは、野菜や果物をじっくりと煮込み、1日寝かせて完成させる手間暇かけた製法で作られています 。
勝烈庵 人気のカツメニューとレビュー
勝烈庵にはランチメニューはありません。
定食セット

定食セットは、内容こそシンプルですが、素材と味で勝負。一番人気の「勝烈定食」は、120gのヒレカツがメインでお値段は2,200円。ほかにも、同じく120gのロースカツを使用した「ロースかつ定食」(2,200円)など、定番メニューが揃っています。
- 勝烈定食
- ロースかつ定食
- 盛り合わせ定食
- お好み定食
勝烈庵の定食セットは次の構成です。【キャベツとご飯はお替り自由】で食べられます。
- メインの揚げ物
- キャベツ
- ご飯
- お味噌汁(しじみの赤だし)
- 香の物

目の前で揚げてくれるオープンキッチン

カウンターに座れば、目の前に大きな油の鍋が3つ!サクッと揚がる音、立ちのぼる香ばしい香り、きつね色に変わる衣——すべてが五感を刺激する“ライブカツレツ体験”。職人の熟練した手さばきは見ているだけでワクワクします。
カツレツが揚がるその瞬間までをリアルに体感できるのは、オープンキッチンならではの特権。できたてアツアツのカツレツが目の前に運ばれる瞬間は、まさに至福のひとときです。
勝烈定食レビュー

肉厚のカツレツが八等分に切り分けしてくれています。

とても柔らかく、脂っこさを感じさせないカツレツは、さすがの一言。サクサクとした衣の食感も、おいしさを引き立てる大切なポイントです。
おいしい特製のタレがしっかり絡み、ご飯がどんどん進みます。

通常、キャベツもカツのタレでいただくそうですが、今回は勝烈庵オリジナルの柚子ポン酢をお願いして、キャベツにかけていただきました。柚子の香りが際立ち、とてもさっぱりとした味わいです。

ライスオン!これがまたおいしい♪
勝烈庵口コミ
Instagramを中心に口コミを集めました。みなさん勝烈庵グルメに魅了されていました。
勝烈庵の行き方と店舗情報
風格ある佇まいが印象的な「勝烈庵 馬車道総本店」は、馬車道商店街からすぐの場所にあります。
勝烈庵までの行き方

横浜市営地下鉄「関内駅」なら出口は9番を出ると馬車道通りに出ます。

馬車道通りを海の方に向かって歩くと、全国共済ビルが見えるので左に曲がります。

目の前には、横浜のレトロな建築が魅力の「馬車道十番館」があり、歴史ある街並みにぴったりと溶け込んでいます。

店名 | 勝烈庵 馬車道総本店 |
住所 | 横浜市中区常盤町5-58-2 |
最寄り駅 | 横浜市営地下鉄「関内駅 」馬車道口(9番出口)徒歩1分 JR根岸線「関内駅」北口より徒歩5分 |
電話 | 045-681-4411 |
休業日 | なし |
営業時間 | 11時00分~21時30分 |
駐車場 | なし |
