投稿日:2025年4月17日 | 最終更新日:2025年5月16日
馬車道エリアには、歴史を感じさせるレトロなカフェがいくつかあります。その中で有名なのが「馬車道十番館」。
明治の西洋館を再現した建物で、1階の喫茶室ではオリジナルブレンドのウインナーコーヒーや自家製のケーキ、洋菓子を提供しています。特に、厚焼き卵を自家製パンでサンドしたタマゴサンドが評判です。
併設の売店では、伝統的な焼き菓子「ビスカウト」なども購入できます。
馬車道エリアの魅力
「馬車道」は文明開化が進む明治時代、日本で初めて“馬車が通った道”としてその名がついた由緒ある通り。
当時の面影を残したレンガ風の建物や、ガス灯風の街灯が並ぶ景観は、歩くだけでまるでタイムスリップしたような気分になります。
日本のアイスクリーム発祥の地としても有名で、個性的な飲食店が並ぶ馬車道商店街があります。
レトロ建築の「馬車道十番館」
1970年に馬車道十番館が開館しました。横浜開港時に海沿いに建てられた海外の商業目的の建物は「1番館」から順番に番号がふりわけられました。
残念ながら大正時代の震災で失われてしまいましたが、その時代の様式を元に再現したのが「馬車道十番館」。

レンガ造りも外壁、グルーンベンチや照明器具も見逃せません。レトロ建築が好きならばぜひ行って欲しいスポットです。
「馬車道十番館」はシーンに合わせて

1階は喫茶室の他、2階は英国風酒場としてクラシカルなカウンターでお酒が飲めます。また3階はランチ、ディナーを楽しめるフランス料理のレストランを営業しています。
また1階には「馬車道十番館」の発祥のビスカウトの販売や生菓子の販売もありました。
馬車道十番館の人気メニュー
馬車道十番館の喫茶の人気メニューをご紹介します。
馬車道十番館の定番「タマゴサンド」
厚焼き卵が入ったタマゴサンド。オーダーされてから焼き上げるかからアツアツの卵焼き。甘さも控えめな卵はふわふわ食感。自家製のパンも柔らかいのでパクパクいけちゃいます。
馬車道十番館オリジナルケーキ

馬車道十番館喫茶室は、自家製ケーキの種類も豊富。ショートケーキ(864円)、サバラン(530円)、フィーヌバケット(519円)、モンブラン(627円)、チョコレートケーキ(540円)などがあります。
その中でも一番人気は、ふわふわスポンジの間にいちごと生クリーム(北海道産)をはさんだ丸いショートケーキです。キメの細かいスポンジになめらかな舌触りの生クリームがベストマッチ。
生クリームはやや甘め。コーヒーや紅茶といただくと丁度いい感じに。
馬車道十番館ブレンドコーヒーはクリーム付き

馬車道十番館野ブレンドコーヒーには、クリームがついてきます。ウィンナーコーヒーとして楽しめます。
馬車道十番館のクリームソーダ

今回お友達と「メロン」と「イチゴ」のクリームソーダをオーダーしました。
季節のフルーツソーダに、バニラアイスとさくらんぼをのせた王道のクリームソーダ。見た目の美しさはもちろん、どこか懐かしい一杯です。
果肉入りとありましたが、あまり果肉感はなく、さっぱりとした飲み口。
アイスクリーム発祥の馬車道でいただくバニラアイスは、なんだか特別感があります。
ビスカウトは馬車道十番館のお菓子

横浜のお土産として有名な「ビスカウト」。実はここ馬車道十番館の発祥のお菓子です。
馬車道十番館のマークであるガス灯が、あしらわれています。
味はチョコレート、レモン、ピーナツの3種類。いずれもクリームをビスケットで挟み込んだもの。大きさがそこそこあるので1つ食べるだけで満足感を得られます。
賞味期限は製造日から3か月。馬車道十番館の1階で箱入りから袋入りまで幅広く販売しています。
馬車道十番館の店舗情報

馬車道十番館は、馬車道通りから1本入った「六道の辻通り」にあります。有名なカツ屋さん「勝烈庵本店」の目の前です。
店舗 | 馬車道十番館 |
住所 | 神奈川県横浜市中区常盤町5丁目67 >>地図で見る |
最寄り駅 | 横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅9番出口より徒歩2分 横浜高速鉄道みなとみらい21線「馬車道」駅3番出口より徒歩5分 JR根岸線「関内」駅北口より徒歩5分 |
📞 | 045-651-2621 |
休業日 | なし |
営業時間 | 10時00分~21時30分 |
