投稿日:2025年12月9日 | 最終更新日:2025年12月12日
日本大通り周辺を散策していると、静かにひと息つける場所を探したくなることがあります。
そんなときにふらりと立ち寄りたいのが、横浜開港資料館の敷地内にひっそり佇む小さなカフェ「PORTER’S LODGE(ポーターズ ロッジ)」。
観光地の中心にありながら、驚くほど落ち着いた空気が流れるこの場所は、横浜らしい風情とちょっとしたお土産選びが同時に楽しめる“隠れ家カフェ”です。
横浜開港資料館にある小さな隠れ家カフェ
PORTER’S LODGEは、横浜開港資料館の敷地内にある小さなカフェ。「こんなところに?」と驚くほど控えめな佇まいで、知る人ぞ知る休憩スポットとして人気があります。

横浜開港資料館の敷地内には、かつて 英国総領事館として使用されていた重厚な石造りの建物が保存されています。歴史の趣をそのままに残した佇まいは、開港期の横浜の面影を今に伝える貴重な存在です。

その旧英国総領事館の門番所として使われていた建物が、現在は2023年7月にリニューアルオープンし、ミュージアムショップとカフェを兼ね「PORTER’S LODGE」として活用されています。PORTER’S LODGE」への入館料は無料。気軽に利用できるお店です。
はまる旧英国総領事館の門番所だったから、コンパクトサイズなんですね。
お家に招かれたようなカフェスペース


店内にはテーブルが2卓、カウンターが4席だけのコンパクトな空間。壁面は白の明るい店内。カウンター越しにコーヒーやスイーツを用意してくれます。
店内にはフリーWi-Fiがあり、カウンター席にはコンセントも設置されています。スマホの充電をしたいときや、旅の途中で少し作業をしたいときにもとても便利。
静かな空間なので、ちょっと休みたいときはもちろん、資料館の見学後に書きものをしたり、写真を整理したりするのにも最適。気軽に立ち寄れるまるでお家に招かれたような温かみのある場所です。
横浜開港資料館ミュージアムグッズ併設


ここには珍しい横浜土産が並びます。見ているだけでも楽しい空間。


カフェで提供してくれた元町タカラダのオリジナル洋食器も販売していました。横浜らしいお土産ですね。
横浜銘菓とドリンクを楽しめるセットが魅力
今回はジャスミン茶に横浜銘菓を組み合わせた「横浜銘菓セット」を選びました。通常、ジャスミン茶は単品で400円ですが、横浜銘菓セットはわずか+100円の500円。ほんの少しの追加で横浜らしいお菓子を楽しめる、嬉しいセットです。


横浜の今昔を描かれたカップ&ソーサでいただきます。1882年創業のテーブルウェア専門店横浜元町のタカラダ製。


用意されている銘菓は、横浜のお土産として人気のあるものばかり。その中から好きなものを1つ選べます。お菓子ごとに価格帯はかなり違うのに、どれを選んでも同じ価格というのも魅力的でした。
選べる横浜銘菓はこんなラインナップがありました(日によって変わります):
- ありあけハーバー
- 馬車道アイスクリンハーバー
- ムーンガレット
- 重慶飯店パイナップルケーキ「鳳梨酥(ホウリンス)」
- 霧笛楼のフォンダンショコラ「横濱煉瓦」
コーヒーと一緒に楽しむ横浜の味は、散策の小休止にちょうどよく、どれを選んでも外れなしの満足感があります。
さらに、ミルフィユなどの生ケーキとドリンクのセットも1,000円という良心価格。観光地とは思えないお手頃さが嬉しいポイントです。


店内では横浜の名産品やお土産を単品で購入でき、そのままカフェスペースで味わうこともできます。


今回は、横浜・馬車道が日本で初めてアイスクリームを販売したことにちなんだ「馬車道あいすもなか」150円もいただきました。どこか懐かしい味わい。
横浜市の委託運営で価格も良心的


PORTER’S LODGEは、横浜市から委託を受けて運営しているカフェ。そのため全体的に価格がとてもリーズナブルに設定されています。
ハンドドリップコーヒーが400円。横浜銘菓をつけても一律500円という驚きの価格帯は、訪れる人にとって嬉しい限り。旅先で「ちょっと休みたいけれど高いカフェは避けたい」というときに、本当にありがたい存在です。
| 店名 | PORTER’S LODGE |
| 住所 | 神奈川県横浜市中区日本大通3 |
| 最寄り駅 | みなとみらい線「日本大通り駅」 4番出口 徒歩約2分 |
| 営業時間 | 9時半〜17時(ラストオーダー16時半) |
| 定休日 | 月曜日 |
| 入場料 | 無料 |
横浜開港資料館の歴史もあわせて感じられる場所
資料館の建物とあわせて散策すると、横浜開港のストーリーがより立体的に感じられ、カフェでのひと休みに歴史的な情緒がそっと加わります。


PORTER’S LODGEがある横浜開港資料館の敷地内は、横浜開港の歴史を今に伝える特別な場所でもあります。
ここは、1854年(嘉永7)にアメリカのペリー提督と日本側の代表が日米和親条約を締結した地として知られています。


そのときの様子を描いた「ペリー提督横浜上陸の図」には、1本の大きな樹木が描かれていますが、驚くことに、その木と同じ“たまくす”が現在も有形文化財として敷地内に残されています。長い年月を経てもなお力強く枝を広げる姿は、まるで横浜の歴史を静かに見守り続けているかのよう。
カフェを訪れた際には、ぜひこの“たまくすの木”にも目を向けてみてください。小さなカフェ時間が、より深く横浜の歴史とつながるひとときになります。


開港当初の歴史を知ることが出来る開港資料館は常設展示と企画展示がされていました。
| 施設名 | 横浜開港資料館 |
| 住所 | 神奈川県横浜市中区日本大通3 |
| 開館時間 | 9時半〜17時 |
| 休館日 | 月曜日 |
| 入館料 | 一般200円 |
まとめ|横浜散策の休憩にぴったりな、静かで心地よいカフェ


PORTER’S LODGEは、横浜開港資料館の敷地内にある小さくて温かみのあるカフェ。銘菓セットや生ケーキセットなど手頃な価格で楽しめるメニューが揃い、Wi-Fiや電源も完備。観光の途中で「ちょっと休もうかな」という時にぴったりの場所です。
横浜の歴史を感じるエリアにあるので、開港記念会館や日本大通りの散策と合わせて訪れるのもおすすめ。静かに過ごしたい時にも、横浜らしいお土産を手軽に買いたい時にも心地よく過ごせる、知る人ぞ知る隠れ家カフェです。



