投稿日:2025年8月25日 | 最終更新日:2025年9月4日
横浜の唯一の渓谷公園があるのをご存じでしょうか?
場所は保土ヶ谷区、相鉄線「上星川駅」から徒歩15分ほど。都会のすぐそばとは思えない、豊かな自然が広がっています。
その名も「陣ケ下渓谷公園(じんがしたけいこくこうえん)」。森林に囲まれた清らかな空間で、電車でもまた駐車場も整備されているので車でも気軽に訪れることができます。
陣ケ下渓谷公園とは?

「陣ケ下渓谷公園(じんがしたけいこくこうえん)」は、横浜市内で唯一の渓谷を楽しめる公園です。保土ヶ谷区の住宅街のすぐそばにありながら、一歩足を踏み入れると別世界。豊かな森林や清流に囲まれ、まるで都会のオアシスのような空間が広がっています。
園内にはハイキングコースが整備されており、季節ごとに移り変わる自然を間近に感じられるのが魅力です。春には新緑、夏は木陰と水辺の涼しさ、秋は紅葉、冬は静かな散策と、一年を通して楽しめます。
都市の喧騒から少し離れて、気軽に自然に癒されたい方にぴったりのスポットです。
「陣ケ下(じんがした)」という名前は、昔、鎌倉時代の源頼朝の家臣であった和田義盛がこの場所で狩りの陣(狩猟を行うために一時的に陣を張ること)を構えたことにちなんで名付けられました。

陣ケ下渓谷公園アクセスと駐車場情報
陣ケ下渓谷公園へのアクセス方法についてお伝えします。
電車またはバスが便利
陣ケ下渓谷公園への最寄り駅は、相鉄線「上星川駅」です。駅からは徒歩で約15分ほど。途中には住宅街や坂道もありますが、歩いていくうちに緑が増え、だんだん自然に包まれていく感覚を味わえます。
電車以外では、横浜駅からバスを利用する方法もあります。横浜駅西口から相鉄バスに乗り、「陣ケ下渓谷公園入口」バス停で下車すればすぐそば。アクセスの良さも魅力のひとつです。
専用駐車場が完備

公園には専用の駐車場(約30台)が完備されています。時間貸しで料金について下記をご覧ください。週末や紅葉シーズンには混雑することもあるため、早めの来園がおすすめ。
30分100円/24時間最大1,300円
はまる駐車場横には、設備は少し古めなトイレもありました。掃除がきちんとされており安心して使用できました
公園内の見どころ
陣ケ下渓谷公園は、自然そのものが魅力のスポット。園内を歩けば四季折々の景色に出会えます。
渓谷の清流
公園の中心を流れる小川は、この場所を象徴する存在。渓谷へと続く階段を降りれば、そのまま水辺に足を踏み入れられます。足元は泥岩が広がっているため比較的安定していますが、滑りにくいサンダルを用意すると安心です。
訪れた日は夏休み終盤の休日。多くの子ども連れの家族で賑わい、元気な笑い声が響いていました。さらに犬を連れた人の姿もあり、ワンちゃんが気持ちよさそうに水の中を歩く様子も印象的。思い思いに自然を満喫できる空間となっています。
散策路と森林浴
途中舗装された道もあります。
木々に囲まれた散策路は、軽いハイキング気分を味わえる人気のエリア。木漏れ日の中を歩いていると、横浜にいることを忘れてしまうほど静かな時間が流れます。
足元は、舗装されていない場所もあるので運動靴がおすすめです。
野鳥やリスとの出会い


帰り道の散策路では、なんとタイワンリスに遭遇。しかも一匹だけでなく、数匹が木々の間を行き交っていました。どうやらこの公園に住み着いているようです。すばしっこい動きで駆け抜けていく姿はとても印象的。耳を澄ますと、特徴的な鳴き声も聞こえてきました。
また、園内ではカワセミをはじめとする野鳥の姿も見られ、バードウォッチングにもおすすめです。
野生動物との出会いは魅力のひとつですが、病気を媒介している可能性もあるため、触れたり近づきすぎたりするのは避けたほうが安心。静かに観察して楽しむのが、この公園でのマナーです。
季節ごとの風景
春には新緑がまぶしく、秋には渓谷一帯が紅葉に染まります。特に紅葉の時期は写真愛好家にも人気で、訪れる人の目を楽しませてくれます。
自然観察やのんびり散歩、写真撮影など、訪れる人それぞれの楽しみ方ができるのも魅力です。
公園駐車場から渓谷への道


公園の入口は複数ありますが、今回は駐車場から渓谷への道順をご紹介します。
公園の駐車場から渓谷へ向かう道は2コース。ひとつは最初から階段が続くコース、もうひとつは舗装された緩やかな傾斜道のコースです。どちらを選んでも最後の渓谷へたどり着けますが、歩きやすさや体力に応じて選ぶと安心です。


道案内に従って進めば迷うことなく渓谷に到着でき、都会の喧騒を離れた自然散策が楽しめます。


木陰が気持ち良い散策路。


渓谷の近くになると、二つの道はひとつに合流し、舗装されていない急な階段になります。手すりが設置されているので安全ですが、ロープの外側は私有地のため立ち入ることはできません。
途中で環状2号線が見える場所もあり、都会の中に渓谷があることを実感できるポイントです。


最後に階段を降りれば渓谷に到着!結構汗をかきました。
渓谷での楽しみ方
陣ケ下渓谷には蛍も生息しており、保護のために立ち入り禁止区域があるので、決められた区域だけで遊びます。


浅瀬でお子様でも楽しめる小川でした。
陣ケ下渓谷公園の魅力は、何と言っても自然の渓谷を間近で体感できることです。散策路を歩きながら、木々の香りや小川のせせらぎに触れるだけで、心が自然と落ち着きます。


渓谷の中心を流れる小川では、水辺に足を入れて涼むことも可能です。水は透き通り、とても清らかでした。危険な場所は少なめですが、雨の影響で水位が変わることがあるため、状況を判断して利用しましょう。


残念ながら、川辺の石に文字を刻むなどの行為を見かけることもあります。自然を守るためにも、石や木に傷をつけたりペグを打ったりせず、マナーを守って楽しみたいものです。
また、ご近所の方々は平らな泥岩の上に携帯用の椅子を置き、裸足で足水を楽しむなど、工夫して涼を満喫していました。その方がおっしゃるには、2025年の夏は水不足の影響で水量が少なめだったとのことです。
駐車場場所:横浜市保土ヶ谷区川島町1514

