投稿日:2024年1月9日 | 最終更新日:2024年10月5日
横浜市のあざみ野は、駅前は大きなショッピングモールがあるわけではなく、派手さはありませんが落ち着いた街並みが広がります。
チェーン店よりも個性豊かな地元だけのお店が点在しているあざみ野。特に住宅街の中にパン屋さんが多く、どの店もクオリティが高くおいしいパンを気軽に買えます。
古くからある老舗のパン屋さんから、新しく出来た人気のパン屋さんまで。今回はこの街に住んで30年の私があざみ野エリアの住宅街にあるチェーン店ではない個人経営のパン屋さんをご紹介します。まさにここでしか味わえないものばかりです。
あざみ野 駅近のパン屋さん「アサノベーカリー」
あざみ野駅からバス通り沿いにある徒歩2分程の駅から近いパン屋さん。「ASANOBAKERY」と掲げたおしゃれな店構えは目をひきます。お店の近くは古くからの高級住宅街が広がります。
外観からは想像できないくらい広々とした店内には、オリジナルの焼きたてパンが並びます。全てマーガリンは使わずバターで焼き上げたパンばかり。国産小麦、天然酵母を使用するなど素材にこだわり、手間ひまかけて作られたパン。だからパン生地がとてもおいしいのが特徴です。
しかも素材が良い菓子パンでありながら200円代とお手軽価格で販売されています。
アサノベーカリー人気パンメニュー
特にクロワッサン系の菓子パンが私のおすすめ。サクサクの生地がバターの良さを感じます。
アサノベーカリーのフランスクロワッサン系菓子パンの代表である「パン・オ・ショコラ」は、まず食べて欲しい逸品。生地の食感がおいしく、チョコレートとのバランスがとても良いパンだと思います。
地元出身のオーナーシェフらしく、地元の食材を活かしたパンを積極的に取り入れられています。夕方にはほぼ選ぶことができないくらい、売り切れてしまいます。お昼14時頃までがおすすめ♪
店名 | アサノベーカリー |
住所 | 神奈川県横浜市青葉区あざみ野1丁目12−2 |
休業日 | 月曜日、水曜日、木曜日 |
営業時間 | 10:30〜17:00 |
あざみ野 すすきのパン屋「パンドマナ」
パンドマナは、あざみ野すすきのエリアにあります。大きな「すすき野団地」がある住宅街です。東急ストアすすきの店の対面に位置します。赤くペイントされた店が目印。オーナーシェフは、ミシュランの星を数多く獲得しているドゥ ジョエル・ロブションのお店で修行していた方です。
パンドマナ人気パンメニュー
対面販売で、パンの種類は多くはありませんが、食パン(2種類)とバケットをメインに販売。
「一番人気の角食パンは水を必要以上に入れないようにしサクサク感を出しています。」とオーナーシェフから直々に教えてくれました。こだわりは他にも…国産バターを惜しみなく使用し自家製天然酵母(ルヴァン種)を使用し、最高級小麦で焼き上げています。現在400円で販売されています。以前よりちょっと値上がりしてしまいましたが、こだわりの原材料の高騰を考えると納得の価格かもしれません。
お友達の手土産にすることもあり、皆さんとても喜んでくださいます。
店名 | PAINdeMAN(パンドマナ) |
住所 | 神奈川県横浜市青葉区すすき野2丁目6−7 |
休業日 | 月・火曜日 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
あざみ野 黒須田ベーカリー「前田パン」
前田パンはあざみ野ガーデンズ近く、黒須田の新興住宅街にたたずむ小さなパン屋さん。店名はオーナーシェフ前田さんのお名前のお店。ご夫婦2人だけで営業しています。看板はドア横の小さな看板だけなのでうっかりしていると通りすぎてしまいそうえす。赤いテントがあるお店なのでそれを目印にしてください。
少し控えな店構えですが、実は遠方からも訪れるほどの人気店です。皆さんのお目当てのバケット。横浜のパン愛好者たちから高い評価を受けています。多くのパン屋さんが存在する中で、前田パンのバケットは、パンマニアたちの舌を唸らせています。2020年2022年に食べログ百名店にも選ばれ、その味わいが高く称賛されました。
前田パンのバケットフランセーズ
人気のバケットの名前はバケットフランセーズ。低温発酵で丁寧に焼かれたバケットは先端がとがった独特の形。端はかなり固め。長さは約60㎝もあります。
バケットフランセーズ価格1本:378円
店名 | 前田パン |
住所 | 神奈川県横浜市青葉区黒須田33−5 タウンコートあざみ野 |
休業日 | 日曜日 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
あざみ野 パン屋「ベーカリーチッタ」
ベーカリーチッタは、日吉元石川線沿いから一歩中に入った住宅街の中にあります。
店構えは、昭和の時代によくあった木製引き戸があるレトロな雰囲気の街のパン屋さん。
地元の人にで毎日食べるパンを提供したいという想いから、駅から離れた住宅街の中にお店を営業しています。
だから販売しているパンは、毎日でも食べたくなるやさしい味のパン。パンは店主であるご主人おひとりで、素材や生地にこだわり、毎日一から手作り、販売は笑顔の可愛い奥さま。お店の前を通るとなぜか立ち寄りたくなるそんなお店です。
さらにお手頃価格で販売。惣菜パンとスイーツパンを買っても500円くらい。近くには神奈川県立元石川高校もあり、学生さんでも気軽に買えそうですね。
店名 | ベーカリーチッタ(CHITTA) |
住所 | 神奈川県横浜市青葉区あざみ野4丁目39−5 |
休業日 | 日・月 |
営業時間 | 9:00~18:00 8:00~(土のみ) |
あざみ野 すすきのパン屋「バウムドルフ 」
バウムドルフは、およそ30年前あざみ野の西部すすき野エリアで、オープンした老舗のパン屋さん。度々マスコミにも取り上げられ一躍有名に。
ウッディな店構えは、まるで絵本の中にあるような素敵なお店です。
お店に並ぶ数々のパンは、スタッフの意見や、お客様のリクエストに応えてできたものも数々あるそうです。いつ来ても新作パンが並んでいる印象のバウムドルフ。ワクワクできるお店です。
店名 | バウムドルフ(BAUMDORF) |
住所 | 神奈川県横浜市青葉区すすき野3丁目1−1 |
休業日 | 火・水 |
営業時間 | 9:30~19:00 |
あざみ野黒須田ベーグル専門店「 TRE FLIP Bagel&Breads」
あざみ野エリアでは珍しいベーグル専門店「TRE FLIP Bagel&Breads」。あざみ野駅からあざみ野ガーデンズを通り超えた横浜総合病院手前の住宅街にあります。
子育て真っ只中の現役ママがオーナーシェフ。おしゃれな店内には天然酵母と国産小麦にこだわったベーグルが並びます。
外はカリっと中はもちもちのおいしいベーグルと、卵や牛乳を使用しないマフィンも販売している同店はビーガンの人にも人気。
店名 | TRE FLIP BAGEL&BREADS(トレフリップ ベーグルアンドブレッド) |
住所 | 神奈川県横浜市青葉区黒須田24-18-103 |
休業日 | 不定休のため公式Instagramで確認 |
営業時間 | 9:30-15:00 売り切れ次第CLOSE |
あざみ野 新石川パン屋「穂の香 (ほのか) 」
あざみ野駅から東へ徒歩8分。国産小麦にこだわった素朴で丁寧に作られたパンは地元の人のみならず、遠方からのお客様も買いにこられるパン屋さん。
山小屋風の店構えは、誰もがやさしい気持ちになる素敵な空間です。
噛みしめるほどに小麦のうまさを感じるパンは、ひとつひとつ丁寧に作り込まれた贅沢な一品。
特にフルーツを使ったパイ系スイーツは、甘さが絶妙でフルーツがジューシー。訪れた際には是非。
店名 | 穂の香(ほのか) |
住所 | 神奈川県横浜市青葉区新石川1丁目22−1 |
休業日 | 月曜日・第1日曜日、第3月曜日 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
駐車場 | 1台あり(店舗ビル西側) |
イートインスペース | テーブル席、カウンター席あり |
あざみ野 パン屋さんのまとめ
あざみ野駅周辺の住宅街にあるパン屋さんをご紹介しました。
どのお店も家族経営で、店内でパンを焼き、出来立てをいただける素敵なパン屋さんばかりです。少し足を延ばして散歩がてら住宅街のパン屋さんを巡ってみるのもいいですね。
ベーカリーチッタさん、穂の香さん以外は、駐車場はありません。近くのコインパーキングがあるので、そちらを利用されるのをおすすめします。
また、今回ご紹介した5店舗は、イートインコーナーがないので、お持ち帰りしてお家で食べる近くの公園で食べるのもおすすめ♪写真の嶮山公園は、バウムドルフの目の前にある公園。テーブルと椅子も設置されています。自然の中で食べるパンもいいものですね。