投稿日:2024年1月10日 | 最終更新日:2024年10月5日
横浜たまプラーザの緑豊かな里山が残る丘の上にある「丘の上のパン屋」。里山を活かした敷地に一歩中に入ると、まるで高原に来たかのような素敵な癒し空間が広がります。
さらに店内のパン全てオーナーシェフが、健康のこと、おいしさのこと、環境のことを考えられています。だからパンの味にもしっかりあらわれていて、また食べたくなるおいしさ。
ご近所の方だけでなく、遠方からも来られる方が多いわざわざでも行きたくなる人気のパン屋さん。はじめて訪れる方向けに、一押しのパンメニューやイートインコーナー利用、駐車場利用などの攻略法を伝授します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
丘の上のパン屋はなぜ行列ができるのか?
最寄り駅から離れた場所にありながら、行列の絶えないパン屋さん。その理由は、なかなか他では見られない贅沢な環境の店づくりと素材にこだわったパンのおいしさにあります。具体的なこだわりについてご紹介します。
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「自然の中でおいしいパンを食べる」そんなちょっとした贅沢を味わってもらいたいという想いで、たまプラーザで残る里山近くで緑豊かな環境を活用し2018年から営業をはじめた「丘の上のパン屋」。
店内は4人までの定員制
広い敷地に建てられた店舗は山小屋風。店内スペースは敷地に比べてこじんまりしています。
だから店内に入れるのは4名様まで。どうしても行列ができてしまいます。
土日などは10人以上の列が常に出来ている感じです。駐車場に続く広いお庭で待ちますが。パラソルを立ててくれることもありますが、木陰はあまりないので日傘が必要。
順番が来たら店内から店員さんが声かけしてくれますが、忙しい時など声をかけるのを忘れがちになるので自分で見極めて入店するのがおすすめです。(行列で後ろに並んでいる人のためにも…)
季節の商品も合わせて約30種類のパン。だれもが目を見張る美しさ。程よい大きさのデニッシュには、旬の大ぶりフルーツが彩り良く乗っかっています。
おいしい自家製カスタードとの相性も抜群。
生ハム、ポテト、ソーセージと素材にこだわった惣菜パンの種類も豊富。ひとつひとつは小ぶりですが、どれもおいしいものばかり。
自然素材にこだわるパンづくり
丘の上のパン屋のパン作りの素材には、こだわりがあります。小麦や酵母だけでなく、砂糖や野菜、フルーツに至るまでオーガニック。
パンひとつひとつが、市販のパンでは味わえない上品な甘さを感じます。全てはお客様想いからのこだわりです。こだわりについては次の通りです。
丘の上のパン屋の素材へのこだわりについて
- 残留農薬のことを考え、国産小麦を使用
- 自然素材にこだわり、天然酵母を使用上白糖を使わない選択
- 白色の上白糖は、栄養があまりなく中毒性の懸念から一切使用せず、ミネラル豊富なサトウキビを原料にした砂糖やはちみつ、メープルなどを使用しています。できるだけ地元の旬を取り入れる
- 地元農家さんからの旬の無農薬食材を使用して、メニューを考案。
甘いパンもやさしい甘さでおいしいですよ
丘の上のパン屋メニュー
エッグタルトは一番人気
丘の上のパン屋で一番人気の「エッグタルト」(1個290円)。
エッグタルトといえば、マカオが発祥のタルト。飲茶の時に出てくるイメージでした。丘の上のパン屋のエッグタルトは、今までの常識を覆すほどのおいしさ。
タルト部分は薄い27層のサクサクパイ生地。中には「おいしい卵を使っているなあ」と感じさせるクリーム。まるで高級プリン、高級シュークリームを食べているかのような味わいです。
「エッグタルト」は通販で購入できる♪
崩れやすいので注意が必要ですが、お土産で喜ばれるエッグタルト。我が家ではケーキの代わりにお客様にお出しすることもあります。
実はこの人気のエッグタルトが通販でも購入できます。限定数の販売です。
エッグタルト通販は下記公式サイトから
- 1セット6個入り 1,980円(1セット限り) 送料別途
- 丘の上のパン屋公式サイト
北海道小麦を使用した卵不使用の食パン
小麦は「春よ恋」を使用しています。(角食1斤430円)
天然酵母もこの小麦からおこしたものを使用しています。マーガリンやショートニングは使用せず北海道産バターを使用。さらに卵も不使用だそうです。
耳は薄く、焼かずにそのままでもおいしい。トーストすることでさらに小麦のいい香りがひろがります。中身の生地もしっかりと水分を含み、しっとり もっちりとした食感。
クロワッサンはシェフ一押しパン
シェフの一押しパン。(発酵クロワッサン250円)
バターと小麦粉で織り成すクロワッサンですが、口の中で発酵バターに負けないような小麦粉の配合にこだわったそうです。口どけの良いおいしいクロワッサンです。
キタノカオリミルクバター
北海道産幻の小麦キタアカリを使用したもちもちした生地のサンドパン。
ミルクバター、あんバター、カシューバター、レーズンバターと種類も豊富。どれもおいしいのでおすすめです。画像はキタアカリミルクバター(230円)。自家製練乳を使用した甘さ控えめ、バター感強めのミルクバターが入っています。
丘の上のパン屋カヌレは土日限定商品
フランスボルドーの伝統菓子であるカヌレ。土日限定で販売しています。(320円)
焼き上がりは10時~10時半くらい。11時くらいの来店でしたが、既にカヌレの半分は売れていました。ラッキーにも残っていたら是非♪
外はカリカリ、中は卵の風味がしっかり、食感はしっとりとしとしています。数々のカヌレを食べてきたカヌレ好きの私ですが、納得のおいしさです。
丘の上のパン屋への行き方
丘の上のパン屋は駅から遠いパン屋さん。車またはバスを利用しましょう。
駐車場は2か所
最初に見えてくる舗装された専用駐車場7台(画像左)は、満車になる場合があります。でも安心してください。専用駐車場を通りすぎた舗装されていない山道の先、左手に臨時駐車場(画像右)があります。
意外と臨時駐車場の方が広くて停めやすいです。
バスの利用なら
徒歩の場合、最寄り駅は、たまプラーザ駅またはあざみ野駅。いずれも遠いのでバスを利用しましょう。たまプラーザからの方が、バス便は多いのでおすすめ。詳細は次のとおりです。
- 乗り場:たまプラーザ北口バスターミナル東急バス3番乗り場
- バス便:東急バス「た41 虹が丘営業所(平津・すすき野団地経由)」
- 最寄りバス停:「蓬谷戸(よもぎやと)」
- バス所要時間:約8分
- バス停からの所要時間:徒歩約5分程度(上記MAPをご参考)
イートインコーナーはテラス席で犬連れOK!
購入したパンは、気持ち良い広いお庭のテラス席で楽しめます。もちろん犬連れのお客様もOK。
比較的平日は空いているので、まったりできます。番号札をもらいテラス席で飲み物を待ちます。
コーヒーは近隣でおいしいと評判の「カフェブランコ」の自家焙煎珈琲豆を使用。(丘パンブレンド480円)
カフェブランコの珈琲豆にも惹かれましたが、今回は前から気になっていた「自家製無農薬丸レモンスカッシュ」520円をオーダー。
早めに収穫した地元農家さんの無農薬丸レモンを使用したドリンク。レモンがまだ緑色です。オリジナルシロップでお子様にも飲めるすっきりおいしいドリンクでした。(良く混ぜてから飲んでくださいね)
寒い日はジンジャーティもおすすめ♪ 大き目のスライスしたショウガが入って温まります。
食事が終わったカップは店内に戻します。(外にはゴミ箱は設置していません)
可愛い手洗い場もあって、お子様連れにもやさしい居心地の良いテラス席です。
丘の上のパン屋のまとめ
広々とした芝生に囲まれたお店のロケーションが最高!手入れの行き届いたお庭のテーブルでパンを食べられます。
「丘の上のパン屋さん」は、近隣だけでなく遠方からも訪れる方もおられ、お客様が絶えません。
また、環境問題にも積極的にとりくむ丘の上のパン屋。フードロスを無くすために、その日に売り切るだけのパンを販売しています。そのため遅い時間だと、パンはあまり並んでいません。9時半から11時半くらいの来店で、種類を選ぶことができるでしょう。
さらに、2022年からパンの容器持参運動をはじめた「丘の上のパン屋」。タッパーや籠などを持っていくとエコ割をしてくれます。パンの容器持参率は公式SNSで定期的に発表しています。
雰囲気だけでなく、カラダ想いのパンづくり、パンのおいしさ、そして環境問題、全てにおいて高いクオリティ。訪れる人は、みんな気持ち良く過ごすことができる「丘の上のパン屋」。再訪されるお客様も多いパン屋さんです。