投稿日:2024年1月10日 | 最終更新日:2025年3月6日
「スノーフラワー(SNOW FLOWER)」。新食感の生杏仁豆腐専門店としてオープンしましたが、お店の契約の期限で2024年12月に閉店しました。(12月29日をもって閉店)
新しい移転先が決まるまでしばらくのお休みです。
オープン以来、人気を集めていた進化系スイーツ。生杏仁をベースに季節のフルーツとゼリーが乗ったスイーツは芸術的な美しさ。あまりの美しさと迫力にショーケースの前でしばらく眺めていたくなるほどです。
オーナーシェフ中澤泰隆さんは、中華街老舗名店で副料理長を務めていた経歴の方。今回は、中澤さんにスノーフラワーのこだわりや魅力を伺いました。
生杏仁豆腐とはどんなスイーツ?

あまり聞きなれない生杏仁豆腐という言葉。杏仁豆腐は杏仁の実を使ったご存じの中華デザート。
杏仁豆腐は少し固くて缶詰のフルーツと一緒に食べるイメージです。しかし生杏仁豆腐は食感からまるで違います。まろやかな新触感、さらに杏仁の香りが口いっぱいに広がります。

中澤さんは、北海道のシェフと共にレシピを開発。北海道有名ホテルの杏仁豆腐の味を再現。さらにオリジナルを加えた生杏仁豆腐のレシピです。生杏仁豆腐は、素材の良さを最大限に活かすための低温調理法を採用。手間暇をかけたキメの細かい製法で、こだわりの素材で作られます。それは牛乳や生クリーム、水は全て北海道のものを使用するというものです。こうして生まれた生杏仁豆腐は、「北海道生杏仁豆腐」として販売されています。
独自ドメインがずっと無料!国内シェアNo.1【ロリポップ!】
スノーフラワーメニュー
スノーフラワー(SNOW FLOWER)が作るカップスイーツ。カップの中は、こだわり抜いた食材がたっぷりと詰まっています。
産直の完熟フルーツと生杏仁豆腐のマリアージュ

もともとフルーツと相性の良い杏仁豆腐。スノーフラワーはかなり贅沢なフルーツとのマリアージュが楽しめるデザートです。
オーナーシェフ中澤さんは必ず現地まで足を運んで確認。納得した契約農家から直送された食べごろの完熟フルーツを使用しています。通常店頭のフルーツは、完熟のものはなかなか出回りません。その点、産直であれば食べごろの完熟の状態で調理ができます。
例えば、高知県南国市の契約農家でとれる「完熟メロン」。1本の木に1つだけを大切に育てたものを使用しているという逸品です。また長野県小布施市の契約農家でとれる「シャインマスカット」。地元横浜市の契約農家でとれる「浜なし」や「いちじく」。市場ではあまり出回らない稀少な高級フルーツばかりです。
そんなフルーツも中澤さんの手にかければ、さらにおいしくなります。「フルーツの特性を十二分に生かす。最高のおいしさを提供することを心がけていますよ。」と中澤さんはおっしゃいます。
食べるときに最高の状態で届けたい

今回購入した「白桃の生杏仁豆腐」(税込880円)。生杏仁豆腐の上にはふるふる食感のゼリー。そこに大き目にスライスされた山梨桃のコンポートがのっかります。完成されたクオリティの高さに驚きます。
さらに生杏仁豆腐のフルーツは容器で完全に2層分離。これはお持ち帰り後、食べる直前にフルーツを合わせてほしいから。最高の状態で召し上がっていただくための形です。ご家庭での食べるタイミングにもこだわり続けるスノーフラワー。まさに食べるときが食べどきですね。

店内は生杏仁豆腐の他にもゼリーもあります。見た目もきれいなバラエティ豊かなスイーツに、ワクワクしてしまいます。店先の並ぶ商品は、60種もあるそうです。ショーケースに並ぶスイーツは、作り置きせず毎日早朝から作ります。「販売するその日に作ります。11時オープンまで作り上げていく作業は結構大変です」と笑顔でおっしゃる中澤さん。
スイーツに使用される北海道「京極の名水」

水にもこだわるスノーフラワー。「京極の名水」を全てのスイーツに使用しています。日本の名水百選であるこの水は、北海道羊蹄山の麓の湧き水。70年もかけてろ過された、世界有数の軟水です。
店内では、同じ水を使用したコーヒーも販売しています。合わせて楽しむのもいいですね。北海道限定販売品です。カップ350円、ペットボトル420円。
たまプラーザの限定スイーツ

今回はお忙しい中、オーナーの中澤さんに貴重なお話を伺いました。ありがとうございました。
中澤さんのこだわりがいっぱい詰まった、幻の生杏仁豆腐。これはたまプラーザ限定スイーツ「生杏仁豆腐」として人気がでそうです。ご家庭でもお土産としても利用したいNEWスイーツですね。スイーツカップ1杯に詰まったおいしさに、誰もが満足されること間違いなしです。
実は、スノーフラワー隣「北海道ラーメン文太郎」のお店も中澤さんのお店です。店舗前はラーメン屋さんと共有で3台も駐車スペースがあります。
